2000年前の道具から、
弥生時代の暮らしが浮かび上がる。
「登呂ムラと稲作」と「登呂遺跡の記憶(登呂遺跡の歴史)」を主なテーマに、登呂遺跡から発掘された出土品等が展示されています。平成28年(2016年)8月に国の重要文化財に指定された出土品775点のうちの約200点をはじめ、全400点ほどの資料を展示し、遺跡の概要や調査の歴史をわかりやすく伝えています。
「登呂ムラと稲作」と「登呂遺跡の記憶(登呂遺跡の歴史)」を主なテーマに、登呂遺跡から発掘された出土品等が展示されています。平成28年(2016年)8月に国の重要文化財に指定された出土品775点のうちの約200点をはじめ、全400点ほどの資料を展示し、遺跡の概要や調査の歴史をわかりやすく伝えています。
常設展示室に展示されている出土品のほとんどは、弥生時代の人々が手に触れ、実際に使っていたものです。中国大陸から伝わったとされる機織具からは機を織るムラ人の姿が、鹿骨の釣針や丸木船からは、川や海へと魚を獲りに行くムラ人の姿が浮かび上がってきます。2000年前に登呂ムラを形づくった出土品の数々から伝わる歴史の息づかいに、耳を傾けてみてください。
展示室の中央には、登呂ムラの生活情景を再現したジオラマが設置されており、弥生時代の登呂ムラの全体像を見ることができます。解説映像やクイズが楽しめる情報端末が併設され、直感的でわかりやすい展示となっています。
登呂遺跡の発掘の歴史に係る資料も多数展示しています。発掘に参加した人のインタビュー映像、発掘当時の新聞記事の閲覧コーナーなどがあり、日本の考古学の歴史に、また戦争に傷ついた日本人の心に、登呂遺跡が与えたインパクトの大きさを知ることができます。
対応言語 | 日本語・英語・中国語・韓国語 |