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登呂遺跡は、昭和18年に発見されて以降、弥生時代を代表する遺跡のひとつとして、平和な農村集落の姿を伝え続けてきました。発見から70年。各地の発掘調査がすすみ、弥生時代の多岐にわたる様相が解明されつつあります。環濠集落や武器の発見等から、弥生時代は「戦いのはじまりの時代」とも考えられるようになりました。

今回の特別展は、佐賀県吉野ケ里遺跡や愛知県朝日遺跡といった拠点集落を中心に取り上げ、弥生時代の戦いと社会様相の一端を描きだすとともに、戦いのない平和なムラと語り継がれてきた登呂ムラの姿を探ります。

《主な展示品》
・銅剣、南海産の貝輪、祭祀土器(佐賀県吉野ケ里遺跡出土)
・打製石鏃、石剣、赤彩土器(愛知県朝日遺跡出土・重要文化財)

 

会期 平成25年10月5日(土)~平成25年12月8日(日)
会場 静岡市立登呂博物館 2階 特別・企画展示室
開館時間 9:00〜16:30
休館日 月曜日、祝日の翌日
観覧料 大人500円、中学生以下無料