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平野の開拓者にもたらされた「水」の恩恵と災害の痕跡
弥生時代、平野部での稲作を中心とする農耕生活は、余剰生産による「豊かさ」や社会機能の発達などをもたらす反面、洪水被災などの「リスク」を持ち合わせていました。
登呂遺跡の発掘調査では、大規模な水田経営のための灌漑(かんがい)設備や水の利用の痕跡、そして集落を飲み込むほどの大きな洪水の跡が確認されています。
今回の展示では、大規模な治水が未発達な時代、水を巧みに利用しながら水田を発達させていく様子や、相次ぐ洪水被害を乗り越えて社会を維持・発展させていった様子など、弥生時代を中心とする遺跡における治水、水利等の人と「水」とのかかわり方をご紹介します。
企画展関連事業
開催期間 | 2020年10月3日(土)-2020年11月29日(日) |
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休館日 | 月曜日/祝日の翌日(11/23は開館) |
開催時間 | 9:00-16:30 |
会場 | 静岡市立登呂博物館 2階 特別・企画展示室 |
観覧料 | 一般300円、高・大学生200円、小・中学生50円 |